本記事では、後藤悟志さんの人物像と価値観、太平グループの変化をたどり、現場重視が信頼と強さにつながる理由を紹介します。 後藤悟志の太平グループを動かす経営者像|現場重視で築く信頼と強さとは
太平グループを率いる後藤悟志さんは、「お客様第一主義」と「現場第一主義」を軸に、安全・安心を最優先しながら、信頼の技術で社会に貢献してきた経営者です。
社長就任後は、現場感覚を大切にしながら組織の動かし方を整え、技術力や働く環境の磨き上げにも手を伸ばしています。
本記事では、後藤悟志さんの人物像と価値観、太平グループの変化をたどり、現場重視が信頼と強さにつながる理由を紹介します。
後藤悟志さんとは、 創業家出身の3代目として太平グループを牽引する経営者 です。
青山学院大学卒業後、ニッカウヰスキーでの営業トップ経験を経て1987年に株式会社太平エンジニアリングに入社し、1996年に社長へ就任しました。
卓越した経営手腕による積極的なM&Aや海外展開で、グループを年商800億円超へと成長させています。
「お客様第一主義」と「現場第一主義」を根幹に据え、社員の幸せと社会への誠実な貢献を追求し続けるリーダーです。
後藤悟志のプロフィール
後藤悟志さんは、1957年11月12日に東京都で生まれ、青山学院大学経営学部を卒業しています。
現在は、株式会社太平エンジニアリングの代表取締役社長を務める経営者です。
後藤悟志の経歴
後藤悟志さんは青山学院大学卒業後、ニッカウヰスキー株式会社に入社し、物販の最前線で経験を積みました。
営業の現場で磨いた実行力と提案力により、社内トップの営業成績を記録しています。
その後、父・後藤一之さんの体調不良をきっかけに1987年に太平エンジニアリングへ入社。
営業本部長付部長代理として活躍したのちに、保守・運用の現場を担うメンテナンス本部長を経て、取締役・常務・専務と責任を重ね、入社から9年後の1996年に3代目代表取締役社長へ就任しました。
現場での実務経験と営業で培った顧客視点が、現在の経営判断の土台となっています。
経営姿勢と価値観
後藤悟志さんは、「お客様第一主義」と「現場第一主義」を経営の両輪に据え、安全と品質を最優先する姿勢を貫いています。
目に見えない設備の部分にこそ誠実さが宿ると考え、確実な技術の積み重ねが長期的な信頼につながるとの価値観を持っています。
また、社員のまじめさを会社の財産と捉え、心身の健康を土台に力を発揮できる環境づくりを重視している点が特徴です。
やってみなければ分からないといった挑戦心を持ち、多角化や海外展開も社会への貢献の幅を広げるための手段として位置づけています。
また、品質と安心を支える重要な基盤として、設計・施工・保守・改修を一貫して担う体制を確立しました。
太平グループは建築設備を核に、M&Aによる多角化と海外展開で事業領域を拡大してきました。
同時に、BUIL-SYSやECOMACS 24センターなどを通じて、現場の運用を支えるDXも進めています。
ここでは、後藤悟志さんの社長就任後にみられる組織改革の実績と、現場起点のデジタル変化を紹介します。
社長就任後に着手した組織改革と実績
後藤悟志さんが1996年に社長へ就任して以降、太平グループは建築設備を核にしながら事業領域を広げてきました。
飲食・金融・不動産・介護・リゾートなどの分野でM&Aを進め、複数事業を連携させて、設備会社の枠を超えた体制づくりを強化しました。
その結果、グループ売上高は800億円規模へと成長しています。
また、2005年から海外進出を開始し、東南アジア4か国に拠点を整備しました。
現地では設備工事に加えて周辺事業も展開し、海外でも事業基盤を築いています。
組織面では、若手面談を実施して現場の声を制度へ反映する仕組みを整え、働きやすさや定着を意識した環境づくりを推進しました。
加えて、第三子誕生祝金100万円などの福利厚生制度が導入された点も特徴です。
現場起点で進む太平グループのDX的変化
太平グループでは、AIやIoTの進化を背景に、現場課題の解決と付加価値の向上を目的としたDXを推進しています。
長年蓄積してきた独自のビッグデータを基にソリューション開発に注力し、予防保全の精度向上や技術力の底上げにつなげました。
具体的には、施設管理をクラウドで一元化する「BUIL-SYS(ビルシス)」を導入し、営繕や点検などの管理業務を集約し、現場負担の軽減と運営効率化を図っています。
また、24時間体制の遠隔管理を行う「ECOMACS 24センター」を運営し、省エネルギー化やコスト削減をデジタルで支援する体制を整備。
緊急トラブルへの迅速対応を可能にするネットワークも含め、テクノロジーで現場の安心をサポートしています。
加えて、AR・VR・AIなど最先端技術の活用も視野に入れ、人手不足への対応や品質向上を見据えて、現場作業とデジタル技術の融合も進めている点も特徴です。